最速で初段になる方法②試行錯誤こそが碁を強くする

とりあえず私が囲碁を覚えてから初段になるまでを書きたいと思います。

やはりキッカケは『ヒカルの碁』です。

好奇心旺盛な小学6年生だったので、アキラがヒカルに再戦する辺り(第2話)でもう囲碁を打ちたくて仕方なくなっていました。笑

まあしかし、ルールも知らないし、囲碁をやっている人もいないし、碁石も碁版もないし、当時インターネットもまだ普及する直前で、家にないわけですよ。

だからルールも完全に知らずにNHK杯とその前の囲碁講座を見るしか思いつかなかったんです。

後は、囲碁の本を買い物ついでに母さんに買ってもらえたのを記憶しています。

たしか、依田先生の初段突破の手筋みたいな本でしたね。

ただ、ほんっとに囲碁に飢えて飢えて飢えていたので、

買った当日に全部終わって2回目に入るんですよね。

子供の集中力って素晴らしいですよね。

NHK杯もめちゃくちゃ集中してみていました。

1週間で一番楽しみな時間でしたからねー

上達法①NHK杯の棋譜係になる。(在宅)

『ヒカルの碁』で棋譜というものを知ったので、

NHK杯戦を毎週欠かすことなく記録係でもないのに棋譜をつけはじめましたw

棋譜をつけないといけないので、強制的に集中するようになります。

1手も逃すわけには行かないので、トイレに行くのも必死です。

解説者の解説も一言も聞き逃すことなく、しっかりすべて聞くようになります。

おかげで解説が個人的に一番ハッキリ言ってくれてわかりやすかった石田芳夫九段が大好きになりました。

定石も手筋も石のカタチも考え方もここで全て勉強できます。

よく聞かれる、眠くなったりなど到底ありえません。

我ながら棋譜係になる作戦は大成功で、これをやり続けたのであっという間に強くなれました。

この上達法は、本当に効果があるので超おすすめです。

対局相手がいない。ネットもない。どうする?

当時は囲碁が友達がいませんでした。

また、インターネットもないので、対局する相手もいません。

ですので、自分対自分で打ちますwww

やったことない人は、

「意味ない」

「手がわかるじゃん」

など好き勝手言いそうですが、

これはめちゃくちゃ大切だと確信してます。

なぜなら、

検討・研究・自分で考える力を養えるからです。

級位者が「新手だ!」

とかほざいて意味不明な「珍手」を考えたりしますが、これは良い傾向だと思います。

 

自分対自分で打っていると、

「ここでこう打ったらどうなるのか?」

「定石ではこうだけど、こう定石変化されたらどう打てばいいのかな?」

など対人相手だと気を使って言えない考え付かないことも即座に研究したり自由にできます。

わからなくたっていいんです。

このように試行錯誤することが上達へ繋がります。

もちろん強い対局相手がいたほうが良いに決まってますが、自分1人だけでも上達はできますよという話です。

少なくても初段ならば誰でも可能です。

以上3つのことを徹底した結果誰にも教わることなく半年かからず初段程度の棋力になりました。

⇒ 最速で初段になる方法③

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