かつて私は囲碁会を主催する側でした。
トップは友人で、私はサポート側としての副運営者でした。
ですのでそのときに感じたことを書いていきます。
目次
1.女性は大事
女性の参加者は大事です。
言うまでもありませんが、囲碁人口は男性の方が多いです。
私の主催していた囲碁界も男性の方が圧倒的に多かったので、必然的に女性は希少価値が高くなります。
どうしたら女性は増えるのか?と考えましたがなかなか難しいものです。
2.女性の有段者はさらに大事
そして女性だとしても多くは級位者です。
いや、いいんですよ!
来てくれるだけで!
ただ、女性の有段者はさらに希少価値が上がります。
そこは、代表の運営者とも意見が一致していて「本当にいなくなったら困るわ」といつも話していました。
もちろん下心は一切なく、むしろ狙おうとするやつがいたらどうやって阻止してやろうかなど話していました。
もし男女の問題で、ゴタついて来なくなってしまったら最悪ですからね。
ちなみに、媚びているわけではありません。
媚びて調子乗られたら逆にうざいので、出禁にします。
空気が悪くなりますからねー。
3.囲碁への意識がそれぞれ違う人間が集まること
当たり前のことですがそれぞれ囲碁への意識が違います。
囲碁会に来る人間には、大きく分けると3種類の人間がいます。
- 日々詰碁など囲碁の勉強も欠かさない、強くなりたいし囲碁会も楽しみたい。
- 囲碁の勉強は軽めで囲碁会前にする程度、強くなりたいとは口では言うけど、必死ではなく、現状維持でいいと思っている、囲碁会も楽しみたい。
- 囲碁を強くなることを諦めていて、囲碁会で皆と楽しく過ごすのが目的。
など大きく分けると3つの意識のグループがあります。
「ここまで意識が違うのにひとつの囲碁会でやっていてまとまれるのか?」と不安しかありませんでした。
ただ、結果的に意識が同じ人は意識が同じ者同士が一番仲良くなるようになります。
類は友を呼ぶという言葉があるように、人間は意識が同じもの同士が仲良くなります。
意識が違う人同士では、それをなんとなくわかった上での付き合いになります。
二回目ですが、類は友を呼ぶという言葉の意味は本当なんだと再認識しました。
4.対局と対局の合間にダベってしまう問題
1局打ち終わって一息つくのは当然でしょう。
やはり疲れますからね。
しかし、そのままついダベってしまい対局終わった者同士でペチャクチャとしゃべり気が付けば数十分も時間が経過してしまうこともあります。
やはり、これは望ましくないですよね。
もちろん皆対局中のこともあるでしょうが、必ずしもそうではありません。
せっかく囲碁会に来てるのですから、休憩は10分程度にして1局でも多く打たないともったいないですよね。
5.ダベリ防止のために管理者が管理して対局ができなくなる問題
ここで、私が行っていたいた囲碁会の話を挟みます。
そんなダベリ防止のために管理者が皆の対局状態を把握することにしました。
確かにこうすればダベりはなくなります。
しかし、管理者が対局できません。
1回しか対局していない、0回だったこともありました。
人のために尽くしている、囲碁界のために頑張っているといえば聞こえはいいですが、果たしてそうでしょうか?
っていうか囲碁好きなら対局したくなりません?
席料800円払って1日中みんなの様子だけ見ててそれいいの?
本当に好きなの?
謙虚はいいことですが、これは謙虚ではなく、自己犠牲ではないでしょうか?
もちろん本人の自由ですけど。
個人的にはそう思っていました。
6.途中で消えてしまう人がいるのは避けられないが寂しい
毎月欠かさず来てくれる人もいますが、仕事などが理由で途中で消えてしまう人がいるのは避けられないことです。
本人の自由ですが寂しいですね。
もちろん運営側として、不満点などがあったかも知れませんので反省すべきところです。
7.毎月来てくれる人は本当にありがたい。
別に綺麗事ではなくてそう思いますよ。
来てくれないと運営できないですからね。
特に当たり前のように毎月欠かさず来てくれる人は本当にありがたいですよ。
ここを忘れた囲碁会は崩壊するでしょう。
8.トップに情熱や信頼がないと離れてしまう
トップに情熱や信頼がないと離れます。
やはり代表が囲碁に対する姿勢や来てくれる人への感謝がないとダメだと思います。
結局、私の管理する囲碁会が終わったのはトップである代表のやる気がなくなってしまったのが理由です。
やる気ばかりは、人に言われて出せるものではないので、残念ですが人の気持ちは変えられません。
結局、来てくれた人にはメールで私がお知らせして代表からは一言もありませんでしたので、残念ですね。
もう私は当時住んでいた場所から引っ越していますので、一生会うことはないでしょう。
ですので、何年も開催している囲碁界は本当に素晴らしいと思いますよ。
コメントを残す